サバクトビバッタ
大地を覆う移動する嵐
危険度:B
★★★★☆
人間に直接危害を加えることはないが、農作物や自然環境への被害は甚大。
- 種族
-
サバクトビバッタ
- 分類
-
昆虫綱/バッタ目/バッタ科
- 生息地
-
アフリカ、アラビア半島、南西アジアの乾燥地帯
- 全長/体重
-
約6〜8cm
約2g
- 好きな食べ物
-
青々とした新芽や穀物
- 性格
-
単独時は大人しいが、群生相では攻撃的かつ貪欲に変貌する。
サバクトビバッタは、普段は単独で暮らす温厚な昆虫だが、環境条件が重なると突如として「群生相」となり、巨大な群れを形成する。
その大群は数十億匹にも達し、緑を食い尽くし、空を暗く覆うほどの脅威となる。
古代から人類に「災厄の象徴」として恐れられてきた存在であり、その姿はまさに自然界の予測不能な力の象徴である。