トムソンガゼル
危険度:★★☆☆☆
草原をすばやく走る小型の草食動物。危険な攻撃はほとんどせず警戒心も強い。捕食者から逃げるため時速80kmほどで走る俊足が最大の特徴。
- 学名
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Eudorcas thomsonii
ユードルカス トムソニー
- 分類
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哺乳綱/ウシ科
- 生息地
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アフリカ大陸/セレンゲティ・マサイマラ周辺
- 全長/体重
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雄:90〜110cm/20〜35kg
雌:80〜105cm/15〜25kg
- 好きな食べ物
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やわらかい草 新芽 小さな葉
- 性格
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雄:縄張り守る勇敢な性格
雌:警戒心強く群れ思い
紹介文
トムソンガゼルはアフリカの草原にすむ小さなガゼルで、体の横にある太い黒いしま模様が目印の動物だ。体は軽く、すばやく走ることにとても向いている。最高時速はおよそ80kmに達し、陸上動物の中でもトップクラスの速さを持つ。
草原ではライオンやチーターなど多くの捕食者がいるため、走る速さとすばやい方向転換が命を守る大切な力になっている。逃げるときにはジグザグに走ったり、急に向きを変えたりして追いかける敵を混乱させる。また、元気よく高く跳ねる行動があり、これは「元気だから捕まえられないよ」という合図のような意味を持つと考えられている。
食べ物は主に草で、とくに雨のあとに生えるやわらかい新芽が大好物だ。シマウマやヌーが背の高い草を食べたあと、短くなった草地を追いかけて移動することもある。
群れで暮らすことが多く、仲間同士で周りを見張りながら生活する。子どもは生まれてすぐは草の中に隠れて過ごし、親が近くで様子を見守る。小さな体ながら草原の世界でたくましく生きる、すばしっこいガゼルなのである。
ピクセルアートギャラリー
観測記録
黒色個体(メラニズム)
非常にまれに、体の色が通常より黒くなる「メラニズム」と呼ばれる色変わりの個体が観察されることがある。これは遺伝子の変化によって色素が強く出る現象で、ガゼルではとても珍しい。草原では通常の体色が保護色になるため、黒い個体は目立ちやすく自然界で生き残るのが難しいと考えられている。








