フンコロガシ
糞を転がす小さな英雄
危険度:E
★☆☆☆☆
人間や他の大型動物に危害を加えることはない。
- 種族
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フンコロガシ(スカラベ類)
- 分類
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昆虫綱/コウチュウ目/コガネムシ科
- 生息地
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サバンナ、草原、森林周辺
- 全長/体重
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1.5〜3.0cm(種により最大5cm)
数g前後
- 好きな食べ物
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ゾウやウシなど草食獣の糞
- 性格
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勤勉で力強い。群れよりも個での働きが多い。
フンコロガシは、動物の糞を丸めて巣穴へと運ぶ昆虫で、サバンナの自然循環を支える重要な存在。
その働きによって大地は肥え、草が生え、草食獣が育ち、生命の輪が回る。
小さな体ながら力は驚異的で、自分の体重の数十倍もの糞玉を転がす姿は、まるで小さな戦士のよう。
古代エジプトでは「太陽を転がす聖なる虫」として神格化された歴史もあり、現実と神話の境界を行き来する存在である。